単に「ビールを飲む」場所から、「洗練された空間を愉しむ」場所へ。近年の外食産業における最大のトレンドは、体験価値の多様化である。その筆頭格が、欧米の洗練された都市文化を取り入れたルーフトップバーの台頭だ。
ビルの屋上に足を踏み入れると、目の前には宝石を散りばめたような夜景が広がる。そこで提供されるのは、大手メーカーの生ビールにとどまらない。日本各地のマイクロブルワリーから取り寄せた個性豊かなクラフトビールや、バーテンダー特製のビアカクテルだ。芳醇なホップの香りと果実の彩りが、訪れる者の五感を心地よく刺激する。