高さ約30メートルにおよぶ美しいピンク色の城。その門をくぐった瞬間、ゲストは映画の世界に迷い込んだような錯覚に陥る。アトラクションの正式名称である美女と野獣「魔法のものがたり」は、単にストーリーを追体験させるだけでなく、無人ライド(トラックレス・ライド)技術を駆使して、まるでダンスを踊っているかのようななめらかな動きを実現した。
揺れ動く大きなカップに乗り込み、名曲とともに繰り広げられる名シーンの数々。カップの動きは音楽のビートや感情の起伏に完全に同期しており、視覚・聴覚・身体感覚のすべてが一体となる没入感を生み出している。これこそが、開業から月日が流れた2026年の現在でも、衰えぬ熱狂を集める最大の理由だ。