店舗選びで多くの人が頼りにする「近くの居酒屋口コミ評判」ですが、スコアの高低だけを鵜呑みにするのは極めて危険です。当編集部が主要都市の繁華街で実施した覆面調査およびSNS・Web上のリアルな証言から、レビューの実態を浮き彫りにしていきます。
大手飲食レビューサイトで「★3.8」を記録していても、直近の書き込みを見ると「店員が呼び出しボタンを押しても来ない」「メニューの写真と実物のボリュームが乖離している」といった不満が散見されるケースがあります。都内在勤の30代会社員・Aさんは、現場での苦い経験を次のように証言しています。
「出張先で『現在地から近い居酒屋』を急いで検索し、マップ上で星4.6が付いていた駅前ビルのお店に入りました。しかし、案内されたのはベニヤ板で仕切られただけの狭いスペース。しかもお通し代と席料で1人1,200円も取られ、料理も冷凍食品の温め直しのようなクオリティでした。後でよく見たら、高評価レビューはアカウントの履歴が1件しかない不自然なものばかりでした」(取材時の聞き取り証言より)
こうしたトラブルを回避するためには、「投稿者の過去レビュー件数」「直近1ヶ月以内の投稿内容」「料理写真の鮮明さ」の3点をセットで検証する視点が欠かせません。良質な個人店や隠れ家店ほど、常連客による簡潔で飾らない賞賛コメントが継続的に投稿されている傾向があります。