SNSや相談コミュニティを精査すると、「猫が毛玉を吐かないから安心していたら、腸の中に巨大な毛玉が詰まって緊急手術になった」という深刻なトラブルが散見されます。体質的に上手に吐き出せない個体の場合、毛が胃腸内に蓄積され続けるため、猫が毛玉を吐かない時の対処法を講じておく必要があります。
特に抜け毛が爆発的に増える春と秋において、猫のブラッシングと換毛期の管理を怠ることは、毛球症を直接誘発する主因となります。ブラッシングを単なる抜け毛取りと捉えず、「体内に入る毛の総量を物理的に減らす最大の予防医療」と位置づけなければなりません。
短毛種であっても換毛期は1日1回、長毛種であれば朝夕2回のブラッシングが推奨されます。スリッカーブラシでアンダーコート(下毛)をしっかり除去した上で、コームを用いて毛並みを整える二段階の手入れを行うことで、猫がグルーミングで飲み込む被毛の体積を最大で約70〜80%削減可能です。