「スクラブ洗顔後のツッパリ感や赤みは、肌のバリア機能が悲鳴を上げているサインです」と、都内クリニックの皮膚科専門医は語る。健康な皮膚の最外層は、わずか0.02ミリの角質層によって守られている。ゴシゴシと力任せに擦り合わせれば、ミクロの傷がつき、かえって乾燥や炎症、さらには過剰な皮脂分泌を招く悪循環に陥る。
肌トラブルを未然に防ぐ正しい使い方の鉄則は「泡で転がす」ことだ。手のひらや泡立てネットでたっぷりの濃密泡を作り、スクラブ粒子が直接肌に強く当たらないよう、泡のクッションを介してやさしく円を描く。使用頻度は毎日ではなく、週に1〜2回のスペシャルケアにとどめるのが理想的だ。洗顔後の肌は無防備な状態に晒されるため、水分補給と油分でのフタを迅速に行うことが、健康的で健やかな肌状態を維持するための命線となる。