Q1:生まれつきの猫っ毛を、サプリや食事で剛毛のように太く硬い髪質に変えることはできますか?
A1:遺伝的に決定されている毛包の大きさやキューティクルの層構造を、後天的なサプリメントや食事だけで根本から剛毛レベルへと変質させることは科学的に不可能です。ただし、ケラチンの生成を支える「亜鉛」「シスチンを含む良質なたんぱく質」「ビタミンB群」を過不足なく摂取し、適切なスカルプケアで毛根の血流を最大化することで、その人が本来持っている設計図上の「最もハリとコシのある状態」まで引き上げることは十分に可能です。
Q2:猫っ毛にはヘアオイルを絶対に使ってはいけないのでしょうか?
A2:決して使用禁止ではありませんが、「選ぶ成分」と「塗布位置」に極めて厳格なルールが必要です。アルガン油やシアバターなどの重い油脂ではなく、軽やかな揮発性シリコンやスクワランを主成分としたサラサラな製品を選び、使用量は米粒大〜半プッシュ程度に留めてください。塗布する際も、ダメージの気になる毛先の最下部2〜3センチのみに手ぐしで馴染ませ、頭皮や耳より上の髪には絶対に付着させないことがペタンコ化を防ぐ鉄則です。
Q3:猫っ毛でもしっかり長持ちするパーマをかける方法はありますか?
A3:従来のコールドパーマ(熱を使わない通常のパーマ)は猫っ毛と相性が悪く、早期にダレてしまう傾向があります。持ちを重視する場合は、熱の力を利用して毛髪内部のタンパク質を立体的に形状記憶させる「デジタルパーマ」や「エアウェーブ」を選択し、薬剤はアルカリに頼りすぎない中性〜弱酸性の還元剤を使用する施術をオーダーしてください。また、細かすぎるウェーブではなく、大きめのロッドで根元の立ち上がりをサポートする「ニュアンスパーマ」にとどめるのが美しく仕上げるコツです。