低迷が伝えられて久しい社会民主党において、大椿氏の存在感は際立っている。党首である福島瑞穂氏との信頼関係は厚く、二人は「労働者の命と暮らしを守る」という揺るぎない軸で固く結ばれている。福島氏が人権問題や憲法擁護の旗頭であるならば、大椿氏は労働現場のリアルを突きつける突撃槍だ。
二人が主導する社民党の再構築戦略は、従来の党員高齢化からの脱却を目指す。若年層や非正規労働者、子育て世代との直接対話を重視し、草の根のネットワークを再編。かつての革新政党の枠組みを超え、現代の「生きづらさ」を抱える人々の駆け込み寺としての機能を呼び戻そうとしている。