ミリタリー市場でバニーブーツと並んで頻繁に比較されるのが、黒いボディを持つ通称ミッキーブーツ(Mickey Mouse Boots / Type I)です。どちらも巨大な丸みを帯びたトウが特徴的ですが、用途とスペックには明確な差が設けられています。
黒のミッキーブーツはマイナス29℃(-20°F)程度までを想定して作られた寒冷地用ブーツ。これに対し、白のバニーブーツはウールフェルト層をさらに増量し、マイナス54℃(-65°F)の極限環境に対応する上位モデルとして開発されました。「白のスノーバニー(野ウサギ)」を連想させることからバニーブーツと呼ばれるようになり、より厳しい寒さに耐えうる超ヘビーデューティーな立ち位置を確立しています。
ファッションの観点では、モード感やストリート映えするクリーンなホワイトカラーが評価され、ヴィンテージシーンでは白のバニーブーツの方が希少価値・人気ともに一段高い水準で取引される傾向にあります。