「健康食材だからいくら食べても太らない」「和食だから無条件に体に良い」という思い込みには注意が必要です。栄養価が高い反面、調理法や摂取バランスを誤ると予期せぬデメリットが生じます。
1. 芋類・根菜類の過剰摂取による糖質オーバー
さつまいもやじゃがいも、かぼちゃなどは食物繊維やビタミンが豊富ですが、糖質量も高めです。白米を通常通り食べた上で芋料理を副菜にたっぷり追加すると、総摂取カロリーおよび糖質量が跳ね上がり、ダイエットどころか体重増加を招きます。芋類をしっかり食べる際は、主食のご飯を茶碗半分に減らすなどの微調整が必要です。
2. 味噌汁の重ね飲みや煮物による「塩分過多」
食材を取り入れようとするあまり、具だくさん味噌汁、ひじきの煮物、魚の干物、納豆(付属のタレ全量)と組み合わせると、1食あたりの食塩相当量が容易に4gを超えてしまいます。出汁の旨味を効かせる、すりごまやレモン汁で風味を補う、減塩醤油を選ぶといった減塩対策を講じることが不可欠です。
3. 種実類・ごまの脂質カロリー
ごまやナッツ類は良質な不飽和脂肪酸を含みますが、重量の半分以上が脂質です。「体に良いから」とナッツを1日に何十粒も間食したり、ごまドレッシングを大量にかけたりすると、脂質過多に直結します。1日の適量は「スプーン1杯(約10〜15g)」程度にとどめるのが鉄則です。