「たかができもの」と軽視して放置を続けると、思わぬ長期化や外科的処置が必要になる事態を招きます。以下のような兆候が現れた場合は、迷うことなく眼科を受診すべき明確なサインです。
受診を決断すべき具体的な基準は次の通りです。
- まぶた全体が腫れ上がり、目が開きにくくなっている
- 痛みが日増しに強くなり、頭痛や発熱を伴っている
- できものが角膜を圧迫し、視界がかすむ・歪んで見える
- 痛みのないしこりが数週間以上経過しても小さくならない
- 白い粒が結膜から露出し、まばたきをするたびに激痛が走る
眼科では、細隙灯顕微鏡(スリットランプ)を用いて病変を精密に観察し、麦粒腫であれば適切な医療用抗生剤の点眼や内服薬の処方、霰粒腫であればステロイド注射や小切開による内容物の摘出など、根治に向けた的確な治療を実施します。露出した結膜結石も、点眼麻酔を用いた数分の処置で安全に除去可能です。早期に専門医の診察を受けることこそが、結果として最も早く綺麗に治す近道となります。