麻生太郎元総理は、近代日本の歴史を背負う特異な出自、歴代最長の財務相経験、強大な経済力、そして義理人情に基づく強固な派閥結束によって、80代半ばを越えた現在もなお永田町の頂点近くに立ち続けています。自民党最高顧問という立場にあっても、その存在感は現職総理をも凌駕する場面が少なくありません。
しかし、時代は昭和・平成の長老政治や派閥政治から、個々の政策論争と徹底した透明性を求める令和の統治システムへと急激にシフトしています。息子・将豊氏への円滑な権力移譲が成し遂げられるのか、あるいは世襲政治批判の荒波に呑まれるのか。麻生氏の最終盤の政治的振る舞いは、自民党という組織の近代化を占う最大の試金石となります。表面的な暴言報道に惑わされることなく、その権力構造の真実と冷徹な政治力学の行方を注視していく必要があります。 (出典: 麻生 太郎 元 総理(Yahoo!ニュース))
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