麻生家の結びつきは、祖父の吉田茂元首相にとどまりません。麻生太郎氏の妻である鈴木千賀子夫人は、第70代内閣総理大臣を務めた鈴木善幸氏の三女です。つまり、麻生氏は二人の内閣総理大臣と直系・姻戚で結ばれていることになります。
千賀子夫人の実弟にあたるのが、財務大臣などの要職を歴任してきた衆議院議員の鈴木俊一氏です。麻生氏にとって鈴木俊一氏は「義理の弟」であり、政策立案から党内派閥の運営に至るまで、政治的にも極めて強固な盟友関係を築いてきました。
祖父・父・本人・義父・義弟と、歴代首相や主要閣僚が何代にもわたって網の目のように連なるこの構造こそ、日本政界における麻生家最大の武器といえます。