脱退劇がもたらしたインパクトは、ファンである「み!るきーず」の心理にも深い爪痕と成長をもたらしました。当時の知恵袋やX(旧Twitter)、ファンコミュニティの投稿を時系列で分析すると、ファンの感情の推移には明確なグラデーションが見られます。
2018年の山﨑悠稀の脱退、そして2026年の板垣・宮世の同時卒業が発表された直後、タイムラインは「信じたくない」「なぜこのタイミングなのか」「7人体制をやっと受け入れ始めたばかりだったのに」という悲嘆と混乱で埋め尽くされました。特に結成時からのファンにとって、初期メンバーの絆は絶対的なものであり、その喪失感は計り知れないものでした。
しかし、時間の経過と共にファンの受け止め方は成熟していきます。宮世琉弥がドラマで主演級の役柄を勝ち取り、板垣瑞生が映画で圧倒的な存在感を見せ、そして5人となったM!LKが念願のメジャーデビューを果たして日本武道館や横浜アリーナを埋め尽くす光景を目にする中で、SNS上の論調は劇的な変化を遂げました。
「別々の道を歩んだからこそ、今全員が輝いている」「あの時の悔しい決断があったから、今の強いM!LKがある」――。現在では、過去の痛みを否定するのではなく、グループと個人の双方が高め合ってきた歴史として誇らしく語り継がれています。