業界の数字もこのトレンドを明確に裏付けている。全米レストラン協会の最新トレンド調査によると、全米の高級レストランやカジュアルチェーンにおける箸の採用率は前年比で異例の伸びを記録している。
外食・食器産業の専門家は、「以前はアジア料理店からの注文が9割以上を占めていたが、現在はイタリアンやフレンチ、さらにはアメリカンバーガーショップからの特注デザイン箸の需要が急増している」と分析する。指を汚さずにスナックやサイドディッシュを楽しめる利便性や、テーブルセッティングに新鮮なアクセントを与えるデザイン性が評価され、食器メーカー各社も高級木材や金属素材を施したプレミアムな箸ラインアップの拡充にしのぎを削っている。