設定を見直してもiPhoneのモバイルデータ通信が繋がらない状態が継続する場合、物理的なSIMカードやeSIMプロファイル周りのハードウェア的トラブルを疑う必要があります。
端末の落下による衝撃や長年の利用による微小な振動、内部結露などによって、iPhoneのSIMカードの差し直しによる接触不良の改善が必要となるケースは少なくありません。本体の電源を完全にオフにした状態でSIMピンを用いてトレイを引き出し、金色のICチップ部分に皮脂やホコリが付着していないか確認の上、柔らかい布で優しく拭き取ってから確実に再装着してください。
一方、近年主流となっているeSIMを利用している場合は、物理的な接触不良は起こらないものの、通信キャリア側の回線切り替え処理の不整合や、OSの省電力機能との干渉でプロファイルが一時的に応答しなくなる事象が存在します。この場合は、端末の完全な「強制再起動」を実行し、ベースバンドモデムのファームウェアを初期化して再ロードさせることが復旧への近道となります。