『龍が如く7 光と闇の行方』から登場した新主人公・春日一番の背中に彫られているのは、龍でも鯉でもない「龍魚(りゅうぎょ)」です。頭部が龍、胴体が魚という異形の姿をしており、まさに「鯉が龍へと成る進化の途上」を描いた図柄です。
春日一番の刺青に込められた演出意図について、名越稔洋氏をはじめとする開発陣は過去の公式インタビューで「桐生一馬という完成された龍に対し、春日一番は未完成であり、どこまでも成長していく余白を残した存在であること」を示唆しています。
春日は桐生のように一人で何十人もの敵をなぎ倒す無敵のカリスマではありません。どん底のホームレス生活からスタートし、仲間と力を合わせて困難を乗り越えていく「愛すべき未完の大器」です。龍魚という半龍半魚のモチーフは、春日の愚直な泥臭さと、これからの成長可能性を見事に視覚化しています。