自分自身は六曜を気にしていない場合でも、問題になりやすいのが親や祖父母など年配世代との価値観の不一致です。「仏滅に結婚式を挙げるなんて非常識だ」「納車は大安にすべき」と強く主張され、トラブルになるケースは後を絶ちません。
親世代が六曜にこだわる心理の根底にあるのは、意地悪ではなく「子どもに不幸になってほしくない」「親戚からマナー知らずと後ろ指を指されたくない」という防衛本能と愛情です。頭ごなしに「迷信だから意味がない」と論破しようとすると、かえって感情的な対立を招きます。
角を立てずに説得するための有効なアプローチは以下の3点です。
1. 費用差額の現実を数字で伝える:「大安と仏滅で70万円の差額が出るため、その分を新生活の家具や新婚旅行、子どもの将来資金に充てたい」と具体的に説明する。
2. 歴史的な事実を柔らかく共有する:「実は仏教とは関係がなく、明治時代に政府が迷信として廃止したものなんだ」と客観的な背景を伝える。
3. 相手の顔を立てる妥協点を探す:挙式日は費用の安い仏滅にしつつ、婚姻届の提出(入籍日)だけは大安や一粒万倍日などの吉日に設定して納得してもらう。