流水解凍とは?レンジや自然解凍との違いとドリップを防ぐプロの技

流水解凍とは?レンジや自然解凍との違いとドリップを防ぐプロの技

流水解凍とは?レンジや自然解凍との違いとドリップを防ぐプロの技について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。

Q1:水道代を節約しながら効果的に流水解凍を行うコツはありますか?
A1:蛇口を大きくひねる必要はありません。ボウルの縁に沿って直径3ミリ程度の細い水流を静かに注ぎ、水面が常にわずかに波打ちながら溢れ出る状態を維持するだけで十分に対流が発生します。15分間流し続けても水道代はわずか数円程度ですので、過度に心配する必要はありません。

Q2:急いでいるとき、お湯やぬるま湯で流水解凍してはいけないのはなぜですか?
A2:ぬるま湯(30〜40℃)は食中毒菌が最も活発に増殖する危険な温度帯です。また、食材の外側だけが熱で変色・加熱されてタンパク質が破壊され、中心部は凍ったままという極端な加熱ムラが発生します。旨味を含んだドリップも大量に流出するため、必ず通常の冷たい水道水を使用してください。

Q3:流水解凍した食材をもう一度冷凍(再冷凍)しても問題ありませんか?
A3:原則として再冷凍は避けてください。一度溶けた水分が家庭用冷凍庫の緩慢な冷却によって巨大な氷の結晶となり、食材の細胞壁をズタズタに破壊してしまいます。再び解凍した際には旨味も水分も抜け落ち、スカスカで生臭い状態になってしまいます。どうしても余った場合は、完全に加熱調理(煮込みや照り焼きなど)を行ってから冷凍保存することをおすすめします。

Q4:冷凍した食材を袋から出して、直接水にさらして解凍してもいいですか?
A4:殻付きのエビやあさりなど一部の魚介類を除き、肉や刺身を直接水にさらすのは絶対にNGです。水溶性の旨味成分やビタミン・アミノ酸が水に溶け出してしまうだけでなく、食材が水分を吸ってブヨブヨにふやけ、著しく味が落ちてしまいます。必ずジッパー付き密閉袋などに入れ、食材に直接水が触れない状態で解凍してください。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。