類まれなる表現力で聴く者を魅了するAimerと、しなやかで透明感溢れる歌声で時代を象徴する幾田りら。この二人のボーカリストの共演は、まさに必然でありながら奇跡の瞬間だった。ハスキーで深い余韻を残すAimerの低音と、幾田りらが解き放つ伸びやかで芯のあるハイトーン。ふたつの声線が重なり合う瞬間、スタジオの空気は一変したという。
「歌唱テイクを重ねるごとに、二人のブレスのタイミングまでが完全に同調していった」とスタジオ関係者は振り返る。たがいの才能をリスペクトし合い、互いの響きを高め合ったセッション。この奇跡的な歌声の化学反応こそが、曲全体に漂う静けさと力強さの同居を可能にした源泉だ。