抗争の過程で生まれたもう一つの潮流が、神戸山口組から再分裂した「任侠山口組」(現・絆會)の存在です。織田絆誠会長が掲げた「脱・上納金」「脱・ヤクザ」の独自路線は裏社会に大きな衝撃を与えました。
しかし、絆會の動向もまた険しい道を辿りました。六代目山口組からの激しい攻撃対象となり、最高幹部の銃撃事件や離脱が相次ぎました。警察当局による徹底的な摘発も重なり、2026年現在では勢力の縮小が極めて顕著です。
一時期メディアを賑わせた「三つ巴の抗争」という構図は形骸化し、現在では六代目山口組が包囲網をほぼ完成させ、残余勢力の完全な孤立化が進んでいます。