鈴木紗理奈の元夫であるTELA-C(テラシー)は、日本のストリートミュージック界、とりわけレゲエシーンにおいて知らぬ者はいないトッププレイヤーの1人です。レゲエサウンドシステム「INFINITY 16」の主宰者として、1990年代半ばから国内外のダンスホールを熱狂させてきました。彼の名を世界に知らしめたのは2007年、米ニューヨークで開催された世界最高峰のサウンドクラッシュ「WORLD CLASH 2007」において、アジア人初のチャンピオンに輝いた歴史的快挙です。
一方の鈴木紗理奈も、バラエティタレントとしての地位を確立する傍ら、2000年代半ばより「MUNEHIRO」名義で本格的なレゲエアーティスト活動を開始していました。2人の馴れ初めは、クラブイベントや共通の音楽関係者を介した現場での出会いでした。単なる芸能人とミュージシャンの付き合いではなく、ストリートカルチャーに対する深い情熱とリスペクトを共有する仲間として意気投合し、約5年間の交際期間を経て2008年12月に入籍を発表。翌2009年には東京・明治神宮で厳かな神前挙式を執り行い、2010年2月には待望の長男・利音(りおと)くんが誕生しました。
当時の音楽業界関係者の証言によると、TELA-Cは音楽に対して一切の妥協を許さない職人気質である一方、プライベートでは人情に厚く、ストリート特有の豪快な気風を持ったカリスマでした。自己表現へのこだわりが強い2人の結びつきは、当時のサブカルチャー・芸能ニュースにおいて「型破りだがお似合いの最強カップル」として大きな話題を呼びました。