彼女の身体的なポテンシャルは、演じる役柄の幅広さにも直結している。キャリア初期の金字塔『世界の中心で、愛をさけぶ』では、病に倒れるヒロインを演じるために過酷な体重コントロールを敢行。その切なくも真に迫った身体表現は、涙なしには見られない感動を呼び、日本中を揺さぶるヒューマンドラマとして語り継がれている。
一方で、本格アクション映画『リボルバー・リリー』では、165cmの長身と鍛え抜いた体幹を存分に発揮。激しいアクションシーンを華麗にこなし、ドレス姿で銃を構える姿は圧倒的な美しさと力強さを放っていた。優れた身体能力と感情豊かな演技力が融合し、作品ごとにまったく異なる顔を見せる点こそ、彼女の真骨頂といえる。