今でこそ誰もが羨む美ボディの象徴となっている綾瀬はるかですが、その体型管理の歴史は平坦なものではありませんでした。広島から上京して間もない10代の頃、環境の急変やホームシックによるストレスから体重が激増し、一時は体重が60kg近く(約58kg)まで増加した時期がありました。
2001年、当時放送されていたバラエティ番組『B.C.ビューティー・コロシアム』(フジテレビ系)に出演した彼女は、「1か月で7kg痩せられなければ実家に帰る」という過酷な公開ダイエット企画に挑戦します。当時の記録や本人の回想によると、1日1000kcal未満の厳しいカロリー制限、毎朝のランニング、長時間の水泳を組み合わせ、涙を流しながら目標を達成。最終的に8kg以上の減量に成功し、芸能界に踏みとどまりました。
しかし、当時の関係者や本人が後に語っているように、急激なカロリー制限による減量は精神的・肉体的な負担が大きく、一時的な成功に過ぎませんでした。転機となったのは、大河ドラマ『八重の桜』やNHKドラマ『精霊の守り人』、映画『奥様は、取り扱い注意』などの本格アクション作品への挑戦です。
殺陣やガンアクションをこなすため、彼女は専任のパーソナルトレーナーとともに本格的なウェイトトレーニングや体幹強化に着手しました。単に「体重を減らす」ことへの執着を手放し、「思い通りに動ける強靭な身体を作る」ことへと意識を転換した結果、無駄な脂肪が自然と削ぎ落とされ、現在のしなやかな筋肉美と女性らしい曲線美が完成したのです。