2月23日は、現代の日本の祝日として定着している。しかし、この日が祝祝賀の日となったのは比較的新しい歴史の1ページに過ぎない。「国民の祝日に関する法律」によれば、天皇の誕生日は「皇居において祝賀の儀式が行われ、国民がこぞってこれを祝う」日と定められている。
かつて明治から昭和初期にかけて、この日は「天長節」と呼ばれていた。老子の言葉である「天長地久」に由来し、天地が永久に不変であるように天皇の治世も長く続きますようにという願いが込められていたのだ。時代が令和へと移り変わっても、国民が国家の安寧と平穏を祈願する本質的な意味合いは、今も変わらず受け継がれている。