既読や未読にまつわるトラブルの多くは、LINEの基本機能である「非表示」「削除」「送信取消」の仕様混同から生じています。これらは全く異なる処理を行う機能であり、正しく理解していないと思わぬ誤解を招く原因になります。
非表示と削除の違い:
「非表示」は、自分のトーク一覧から特定のトークルームを見えなくするだけの機能です。メッセージ履歴は保持されており、相手から新着メッセージが届くと再び一覧に浮上します。一方、「削除」は自分の端末内から過去のトーク履歴を完全に消去します。しかし、非表示も削除も影響が及ぶのは自分の端末内のみであり、相手側の画面や既読表示には何ら影響を与えません。
送信取消機能との決定的な違い:
よく「送信取消を使えば未読に戻せるのではないか」と誤認されますが、送信取消は自分が送信したメッセージを24時間以内に取り消す機能です。相手から送られてきたメッセージを受信者側が取り消すことはできません。また、自分が送ったメッセージを取り消した場合、相手が読む前(未読)であっても読んだ後(既読)であっても吹き出しを消去できますが、トークルームには「メッセージの送信を取り消しました」というシステムログが相手側にも明確に残ります。