林葉直子が直面した病魔の正体は、長年にわたる過剰な飲酒が主因とされるアルコール性肝硬変です。2014年に情報番組へ出演した際、全盛期の面影が失われるほど激痩せした姿が放映され、視聴者に大きな衝撃を与えました。さらに2017年1月には自身のブログで肝硬変が「ステージ4」に達していることを公表し、腹水の貯留や食道静脈瘤による吐血のリスクと隣り合わせの壮絶な闘病生活を告白しています。
彼女が深刻なアルコール依存に陥った背景には、若くして浴びた過剰なスポットライトと、その後に続いた人間関係のトラブルによる極度のストレスと孤独がありました。10代からプロ棋士として勝負の世界に身を置き、メディアの狂騒に晒され続けた彼女は、プレッシャーを紛らわせるために毎晩のように大量のワインやウイスキーを口にするようになったと自著やインタビューで明かしています。
一時は「余命1年未満」と宣告されるほどの重篤な状態に陥りながらも、医師の指導に基づく徹底した食事療法と療養によって危機的状況を脱しました。現在も定期的な通院と治療は欠かせないものの、かつてメディアを騒がせた危機的な衰弱状態からは脱却しています。