ペーがカメラを構え、パー子が「ハーッハッハ!」と甲高く笑う。おなじみの光景だが、あのシャッターには意外な理由が秘められている。写真を撮り始めたきっかけは、単なる趣味やパフォーマンスではない。「出会った人の生きた証を残したい」という、強いリスペクトに基づいているのだ。
有名無名を問わず、出会った人物の生年月日や記念日を即座に言い当てるペーの記憶力は有名だ。相手のプロフィールを頭に浮かべながら、敬意を込めてシャッターを切る。ただレンズを向けるのではなく、相手への深い関心があるからこそ、被写体は最高の笑顔を見せる。パー子のあの笑い声も、緊張を吹き飛ばす最高のスパイスとして機能しているのだ。