車やバイクで現場に乗り付け、用を足して速やかに走り去るケースであっても特定を免れることはできない。警察は街頭の防犯カメラネットワークに加え、幹線道路などに設置されたNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)を活用して逃走車両のナンバープレートを即座に照合する。
警視庁や全国の警察本部では、映像捜査のデジタル化を推進する警察庁の方針のもと、複数のシステムを連携させた統合解析を強化している。車両の移動履歴と歩行時の防犯カメラ映像を結びつけることで、逃走ルートや立ち寄り先が完全に可視化される仕組みだ。文明の利器を駆使した捜査網から逃れることは極めて困難である。