レトロ自販機の醍醐味は、ボタンを押してから商品が出てくるまでの独特なプロセスと、作り手の温もりを感じる手作りの味にあります。
栃木のレトロ自販機うどん・そばは、コインを入れると内部の湯切り機構が高速回転し、熱々のだし汁が注がれてわずか25秒ほどで提供されます。容器の底から顔を出す甘辛く煮た油揚げやかき揚げ、地元産のネギが香るつゆは、素朴ながら専門店顔負けの深い味わいです。
一方、トーストサンド自販機ではアルミホイルに包まれたパンが内蔵ヒーターでじっくりプレスされ、香ばしい焦げ目とともに登場します。定番のハムチーズやコンビーフマヨネーズは、とろけたチーズとカリッとしたパンの食感が絶妙。箱に入った状態で温められて出てくるレトロ自動販売機のハンバーガーも、しっとり蒸されたバンズと分厚いパティのジャンクな旨みがクセになる逸品です。