「楽しも」が広がりやすい理由の一つは、スマートフォンでの短いやり取りに合っていることです。SNSの投稿、コメント、チャットでは、長く整った文章よりも、気持ちがすぐ伝わる短い言葉が好まれます。
「楽しもう」と書くと、ややはっきりした呼びかけに見えます。一方で「楽しも」は、少し力が抜けています。押しつけがましくなく、友達にそっと声をかけるような印象があります。この差は小さいようで、日常会話では意外と大きく感じられます。
もう一つの理由は、かわいらしさや親近感です。語尾を短くすると、言葉がやわらかく見えることがあります。「今日も楽しも」「無理せず楽しも」のように書くと、強い励ましではなく、肩の力を抜いたメッセージになります。