投資家が集う主要ネット掲示板やSNSのコミュニティを調査すると、楽天日本株4.3倍ブルに対するリアルな評価は「爆益の歓喜」と「阿鼻叫喚の悲鳴」という両極端な声にくっきりと分かれています。
投資系コミュニティの書き込みを分析すると、成功体験としては「日経平均が急反発した局面で数日で数百万円の利益が出た」「上昇トレンドに乗った瞬間の資金効率は他の追随を許さない」という短期トレードの恩恵を絶賛する意見が見られます。一方で、圧倒的に多数を占めるのは損失に関する生々しい告白です。
「軽い気持ちで買ったら急落に巻き込まれ、損切りできずに含み損がマイナス70%を超えた」「ナンピンを繰り返した結果、資金の大半が消失した」といった声が掲示板に絶えず投稿されています。さらに投資家が最も警戒しているのが「繰上償還(強制償還)」の危機です。
投資信託約款には、純資産総額が一定基準を下回った場合や、ファンドの運用継続が困難になった場合に運用を途中で打ち切る繰上償還条項が設けられています。仮に基準価額が底値圏にあるタイミングで繰上償還が決定されると、投資家は損失を確定され、その後の相場回復の恩恵を一切受けることができなくなります。「相場が戻るまで塩漬けにして待つ」という古典的な逃げ道が完全に封じられる点こそ、投資家が最も恐れるべき現場の真実です。