嵐の記念すべきデビューシングル『A・RA・SHI』は、1999年『バレーボールワールドカップ1999』のイメージソングとして世に送り出されました。作詞を担当した「J&T」は、シンガーソングライターの菊池常利氏(Sexy Zone・菊池風磨さんの実父)のペンネームであり、作曲は数々のジャニーズヒット曲を創り出した名匠・馬飼野康二氏が手掛けています。
楽曲の根底に流れるテーマは「混沌とした時代を突き破る若者のエネルギーと希望」です。歌詞の中に散りばめられた英語フレーズには、当時の10代が抱えていたリアルな葛藤と前向きな意思が巧みに織り込まれています。
サビの象徴的なフレーズである「You are my SOUL! SOUL!」は、直訳すると「君は僕の魂そのもの」という意味ですが、文脈上は「お互いを高め合い、生きる力をくれるかけがえのない存在(仲間やファン)」を指しています。また、ラストに向けて繰り返される「A・RA・SHI A・RA・SHI for dream」という力強いリフレインは、単にグループ名を連呼するだけでなく、「夢のために自ら嵐を巻き起こし、時代を切り拓いていく」という強い決意表明に他なりません。
歌詞検索サイト「歌ネット」や「うたてん」などの公式データでも、本作は「夢と希望をストレートに歌い上げるアッパーチューン」として解説されており、不透明な時代を生きるリスナーの背中を力強く押し続けています。