映画『忍びの国』で見せた圧倒的な身体能力と高い演技力は、今なお多くの映画ファンや批評家の記憶に新しい。無門という難役を見事に演じ切った圧倒的な表現力は、彼の芸術的才能の一片に過ぎなかった。歌、ダンス、芝居、そして絵画や立体造形。
宮古島のアトリエでは、新たな作品群が刻一刻と生み出されているという。潮風と強烈な太陽の光を浴びながら描かれる作品は、かつて東京で開催された個展の作風からさらに深化を遂げている。表現者としての情熱が絶えたわけではない。発表の場をテレビからキャンバスへと移し、彼の創造力は今まさに深みを増している。