コレクターの間で「幻の逸品」と称されるのが、1950年代から1960年代にかけて採用された筆記体タグだ。ブランド名が流麗な筆記体で刺繍されており、現行品とは一線を画す圧倒的な存在感を放つ。
この時代の製品は、ブランドの原点であるメイン・ハンティング・シューをはじめ、ヘビーデューティなフィッシングジャケットやウールシャツを中心に展開されていた。筆記体タグの多くは、サイズ表記が別タグで付けられているか、もしくはスタンプで直接生地に印字されている。®マークが存在しない、あるいは「REG. U.S. PAT. OFF.」という古い商標表記が入っている点も、この時代の真贋や年代を特定する強力な手がかりだ。