「キャットストリート」の今と未来。カルチャーの発信地が魅せる新たな変貌と、歩いて見つける東京の深層

「キャットストリート」の今と未来。カルチャーの発信地が魅せる新たな変貌と、歩いて見つける東京の深層

「キャットストリート」の今と未来。カルチャーの発信地が魅せる新たな変貌と、歩いて見つける東京の深層に関する最新の話題を詳しく解説いたします。

かつてここには、本物の川が流れていました。1964年の東京オリンピックに向けた都市整備の中で、渋谷川はコンクリートの蓋で覆われ、暗渠化されます。水面は見えなくなりましたが、人々の営みは途絶えませんでした。むしろ、川の緩やかなカーブがそのまま道となり、車が入り込めない歩行者専用の空間として生まれ変わったのです。

1980年代から90年代にかけて、この場所は「裏原宿」カルチャーの揺りかごとなりました。メインストリートの喧騒を嫌ったクリエイターたちが集まり、独自のファッションや音楽を発信し始めたのです。水が流れていた場所が、いつしか感性の流れる場所へと姿を変えていきました。

山下 哲也
Author

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。