クリスマスという行事そのものやプレゼントの過剰消費に疑問を呈する文化は、決して新しいものではない。映画『グリンチ』では、商業主義に走る街の人々と、それに背を向け山奥で暮らすひねくれ者のグリンチを通じて、「イベントの神髄とは何か」が皮肉たっぷりに描かれた。
また、ティム・バートン原案の映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』でも、善意から始まったプレゼント送付が受け手にとっては恐怖と大混乱を引き起こすという喜劇が繰り広げられる。意図と結果のズレは、物語の古典的テーマであり、現代の私たちの日常にもそのまま当てはまる。