クレヨンに関連する書籍を選ぶ際は、子どもの発達段階に合わせたアプローチが欠かせません。成長段階ごとの特徴を押さえることで、読書体験の効果を最大限に引き出すことが可能です。
【2歳〜3歳(乳幼児期)】
色の名前を覚え始め、握る力がついてくるこの時期は、リズミカルな言葉遣いと鮮やかな原色が印象的な絵本が適しています。物語の筋を追うことよりも、「あか」「あお」「きいろ」と指差しをしながら親子で言葉のやり取りが楽しめる参加型の作品がベストです。ボードブック仕様など、破れにくい頑丈な装丁を選ぶのもポイントになります。
【4歳〜5歳(幼児期・就学前)】
ストーリー性や登場人物の感情を理解できるようになるため、『くれよんのくろくん』シリーズのように起承転結がしっかりした物語が響きます。また、絵本を読んだ直後に創作意欲が刺激される時期でもあるため、物語と連動したクレヨン塗り絵本やお絵かきワークブックをセットで渡すと、自己表現の幅が一気に広がります。
【小学生〜(児童期)】
色の混色理論や、物語の裏にあるメッセージ性を深く味わえるようになります。絵本をきっかけに「どうすればクレヨンで立体感を出せるのか」という技術的な興味を持つ子どもには、ジュニア向けのイラスト練習本を手渡すのが効果的です。