ク・ハラ氏の悲劇を語る上で避けて通れないのが、親友ソルリ氏の存在である。ともに若くしてK-POP業界の頂点へと駆け上がり、スターとしての過剰なバッシングに耐え続けていた二人の友情は深かった。ソルリ氏の死は、ク・ハラ氏のメンタルに致命的な打撃を与えたとされる。
当時の芸能報道は、ゴシップ本位でプライベートを暴き立て、クリック数を稼ぐための標的として彼女たちを消費し続けた。SNS上での匿名のアビューズや、ファクトチェックを欠いた過熱取材。韓国芸能界を取り巻くこうした構造的悪循環が、逃げ場を失わせる決定打となったのは明白である。