テレビドラマにおける目覚ましい活躍の一方で、映画界においても彼女は唯一無二の光を放っていた。昭和30年代の東京を舞台にした不朽の名作『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズで演じた集団就職生・星野六子役は、彼女の代表作の一つだ。見事な青森方言を操り、健気で純朴な少女の成長を情感豊かに演じた姿は、多くの観客の涙を誘った。
この演技によって日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、映画関係者や批評家からもその確かな表現力が高く評価された。若くして一線級のトップ女優へと上り詰めながらも、奢ることなくストイックに作品に向き合い続けた姿勢は、今なお語り継がれる彼女の真骨頂と言える。