芸能人の収入格差が激しい世界において、彼が精神的な余裕を保ちながらマイペースに芸を追求できている最大の土台が、2008年頃から着手したコウメ太夫のアパート経営です。ブレイク当時の最高月収は約400万円、年収は推定で数千万円に達したと報じられていますが、ブームの急速な収束を目の当たりにした彼は、手元に残った貯蓄を浪費せず、実母の助言を受け入れて手堅い不動産投資へと舵を切りました。
彼が購入したのは、東京都豊島区椎名町近郊に位置する鉄骨造2階建ての中古アパート(全6戸・ワンルーム)です。約5,000万円の物件に対し、自己資金としてブレイク時の貯蓄から約3,000万円をキャッシュで投入し、残債2,000万円ほどを手堅くローンで組みました。この堅実なレバレッジ設定が、のちの長期的な資産形成を決定づけました。
公私ともに語られているように、彼自身がアパートの巡回や共用部の掃き掃除を現在も定期的に行っています。この地に足のついた姿勢こそが、バブル崩壊型の芸人人生を回避させた最大の要因と言えるでしょう。