かつてのイベントといえば、ステージ上の出演者を座席から眺めるスタイルが主流だった。しかし2026年のトレンドは完全に「当事者体験」へと舵を切っている。最先端の空間音響と映像プロジェクションを駆使した体験型シアターや、参加者の選択によってストーリーがリアルタイムに変化する体験型ミステリーが、都市部の居抜きビルや旧倉庫街を埋め尽くしている。
「単に綺麗なお花畑やイルミネーションを見るだけでは物足りない」——都内で体験型アートを手がけるクリエイターの言葉が象徴的だ。来場者はただの観客ではなく、空間の一部としてインタラクティブな仕掛けに反応する。五感すべてを揺さぶる演出が、リピーターを呼び寄せる最大のフックとなっている。