山口県が推進する「やまぐち未来維新プラン」の重点施策として、山口きらら博記念公園の交流拠点化の経緯を辿ると、単なる都市公園から「広域交流・産業振興・防災の中核拠点」への大胆なパラダイムシフトが見て取れます。2001年の「ジャパンエキスポ山口2001(山口きらら博)」跡地として整備された同園は、敷地面積約100ヘクタールという圧倒的なスケールを誇ります。
近年では、県内外からの誘客力を一段と高めるため、民間の資金やノウハウを活用したPFI手法・Park-PFIの導入検討が進められてきました。従来のスポーツ利用(全国クラスの大会が開催されるきらら博記念公園のサッカー・ラグビー場や陸上・水泳施設)に加え、日常的な賑わいを創出するインフラ整備が加速しています。
特に注目すべきは、単なる「施設の新設」にとどまらず、豊かな瀬戸内海(周防灘)の景観と一体化したランドスケープデザインです。芝生広場の保全と先端アクティビティの融合によって、週末には県外ナンバーのファミリーカーが列をなすほどの集客拠点として定着しています。