食べ放題を前にした誰もが抱く命題が「どうすれば確実に支払額以上の元を取れるのか」という計算です。通常のアラカルト注文時の価格をもとに、損益分岐点を冷徹にシミュレーションしてみましょう。
一般料金を3,280円(税込)と仮定した場合、通常110円〜180円の定番皿だけで元を取ろうとすると、およそ20皿〜30皿(40貫〜60貫)という非現実的な量を胃袋に収めなければなりません。これでは途中でシャリの炭水化物に圧迫され、後半は苦行になってしまいます。賢く攻略するための最適解は、「高単価皿」と「原価率の高いサイドメニュー」の集中攻略です。
避けるべき典型的な悪手は、「序盤にかっぱ巻やたまご、コーン軍艦などの低価格炭水化物を詰め込むこと」です。これらは1皿あたりの単価が低く、胃袋のキャパシティを無駄に消費してしまいます。
勝率を極限まで高める理想の組み立ては、まず中とろや真鯛などの高級ネタを5〜6皿先行し、中盤に名物ラーメンを1杯挟んで満足度を底上げ。後半は揚げたての天ぷらをつまみつつ、ラストオーダーの10分前にパフェとプリンを2品頼んでドリンクバーのコーヒーで締めるというルートです。この構成であれば、無理な大食いをせずとも合計金額は軽々と4,000円を超え、十二分な元を取ることが可能です。