新宿の街を歩くと目に入る巨大な動くカニ看板。実は新宿エリアにはかに道楽 新宿本店とかに道楽 新宿駅前店の2店舗が近接して営業しています。同じ看板を掲げ、提供される蟹の仕入れ基準や秘伝の白醤油だしを用いた「かにすき」の味付け自体に差異はありません。しかし、空間設計・ターゲット層・利用シーンには明確な棲み分けが存在します。
本店は伊勢丹新宿店のほど近く、新宿通りと靖国通りの交差エリアに位置し、地下1階から地上8階までビル全体が「和の巨城」として設えられています。数寄屋造りの意匠を取り入れた純和風のフロア構成で、大広間から掘りごたつ個室までバリエーションが豊かです。一方の駅前店は、新宿駅東口を出て徒歩2分ほどのビル上層階にあり、モダンな洗練さと高層階からの都市の借景を兼ね備えています。
このように、かに道楽 新宿 本店 駅前店 違いの本質は「格式とスケール感」か「利便性とプライベート感」かにあります。足腰の弱い高齢の家族を伴う三世代会食や、粗相が許されない接待では広々としたエントランスを持つ本店が安心感を与えます。一方で、仕事帰りの会食やショッピングの合間にスムーズな合流を求めるなら駅前店に軍配が上がります。