ここで混同しやすいのが、昔から駄菓子やアイスのコーティングなどで親しまれてきた「準チョコレート」との違いです。日本の公正競争規約において、両者は法律上の位置づけが根本から異なります。
純粋な「チョコレート」はカカオ分35%以上(ココアバター18%以上)、「準チョコレート」はカカオ分15%以上を含んでいることが条件です。つまり、準チョコレートはあくまで「カカオの比率を抑えて植物油脂を増やした製品」であり、原料にカカオ豆を使用しています。
これに対し、カカオ不使用のフェイクチョコレートは法的な定義上「チョコレート」とも「準チョコレート」とも名乗ることができません。パッケージ裏面の名称欄には「植物油脂加工食品」や「カカオフリー菓子」と記載されています。パッケージの表面に「カカオ不使用」「カカオフリー」「Cacao-Free」などのアイコンが明記されているかどうかが、手軽なフェイクチョコレートの見分け方となります。