運動療法やリハビリの現場で活躍する理学療法士らも、日常生活における骨格保持ギアの有効性に着目している。従来の力任せな固定ベルトとは異なり、解剖学的根拠に基づいて設計されたアイテムは、筋肉の過度な負荷を分散させ、正しい姿勢保持筋の発動を促す助けとなるからだ。
日本整形外科学会の専門医らが指摘するように、姿勢の乱れは椎間板や肩関節に過度な負担をかけ、四十肩や変形性脊柱症といった疾患のリスクを高める。急激な力で身体を縛り付けるのではなく、持続的な微弱テンションで姿勢記憶を植え付ける「装着ケア」は、現代の予防医学においても非常に理にかなった選択肢として評価が高まっている。