来店客の多くは、暖簾をくぐる前からすでに「何を食べたいか」の予習を終えている。食べログやぐるなびといった大手ポータルサイトに投稿された写真や評価をスマホで事前にチェックし、目当ての料理を決めてから店を訪れるスタイルが当たり前になったからだ。
だからこそ、Web上のデジタル情報と、店舗で手に取るお品書きとの間にギャップを作らない工夫が重要になる。ネットで話題の品を紙面でわかりやすく強調しつつ、「本日店舗限定」の隠しメニューを仕込んでおく。デジタルとアナログがなめらかにつながる仕掛けこそが、感動を生み出しリピーターをつなぎとめる。