東京国際クルーズターミナルに停泊する超大型客船の姿は、いまや東京湾の新たな風物詩だ。全長300メートルを超えるラグジュアリー客船が着岸する日には、デッキから手を振る外国人旅行客と、それを迎え入れる出迎えの人々で歓声が響く。観光・インバウンド産業の回復と急成長を象徴する圧倒的な熱気が、ここには渦巻いている。
入港スケジュールは月ごとに変動するが、週末や祝日の午前中に着岸し、夜間にライトアップされたレインボーブリッジをくぐり抜けて出港するパターンが多い。入港時にはターミナル屋上展望デッキが絶好の撮影スポットとなり、早朝から多くのカメラマンや観光客がカメラを構える。東京国際クルーズターミナル駅から直結という利便性が、その集客力を強力に後押ししている。