2011年にSexy Zoneとして弱冠16歳でデビューした当時の菊池風磨は、丸みを帯びたフェイスラインとあどけなさが残る少年でした。10代後半から20代前半にかけては、赤西仁らに影響を受けたやんちゃなストリートスタイルや派手なヘアカラーに挑戦し、尖った個性を前面に打ち出していた時期もあります。
しかし、20代後半から30代へと差し掛かる現在にかけて、余分な脂肪が落ちたことで骨格の美しさが際立ち、大人の男性としての落ち着きと洗練された色気が前面に押し出されるようになりました。黒髪やナチュラルなスタイリングへの回帰は、彼の持つ素材の良さを最大限に引き出しています。
ビジュアルの成熟と呼応するように、俳優としての評価も急上昇を遂げました。数々のドラマで主演を務め、コミカルなキャラクターから影のあるシリアスな役柄、大人の恋愛劇まで自在に演じ分ける演技力は、業界内でも高い信頼を獲得しています。画面越しに伝わる視線の芝居や切ない表情の作り方は、「顔の造形を超えた圧倒的な表現力」として視聴者の心を強く揺さぶっています。