アメリカ・ワシントン州出身のジョシュ・ホーキンソンが日本に降り立ったのは、キャリアの初期だった。プロとしての第一歩を踏み出した信州ブレイブウォリアーズ時代、彼は単に勝利を目指すだけでなく、地域の文化や人々の温かさに急速に惹かれていった。
日本のパスポートを取得する帰化という決断は、決して容易なものではなかった。言語の壁を越えるための猛勉強はもちろん、長期間にわたる厳格な法的手続きをクリアしなければならない。それでも彼を動かしたのは、「日本のために戦いたい」という強い意志だった。
バスケットボール男子日本代表のヘッドコーチであるトム・ホーバスも、彼の戦術的柔軟性と献身的なプレイstyleを高く評価した。単に背が高いインサイドプレイヤーというだけでなく、アウトサイドからのシュート力と卓越したパスセンスを兼ね備えた彼は、指揮官が目指すハイスピードバスケットボールのピースとして完璧に合致したのだ。